SOS&Cケアギバーの会ブログページ
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Aさんは義理両親の介護を夫の家族と共におこなっています。最近、義理両親の介護ニーズが増えてきたと感じることが多くなってきたそうです。義母は認知能力はあるものの医療ニーズがあり、義父は身体的には健康ですが、認知機能が低下してきたそうです。ホームサポートを受けながら自宅で暮らす彼らを支えるAさんの夫やその兄妹たち、そしてAさんも皆それぞれ仕事があり、家庭もあるので切り盛りが大変です。とは言え義理両親は施設に入居することには抵抗があるので、しばらくこの状態が続きそうです。
今回は介護を提供している家族が休息を取ったり、自分の時間を持つために利用できるサービス、アダルトデイサービスとレスパイトケアについて紹介します。
アダルトデイサービス
通常デイサービスまでは家族に送ってもらったり、HandyDartのような自宅まで来るバスサービスで会場となる場所に各自向かいます。場所によっては週末にやっているアダルトデイサービスもありますが、通常は平日10時から2時です。会場では他のサービス利用者とともにグループ活動に参加したり、ランチを共にしたり、季節の行事に参加したりします。参加費用はVancouver Coastal Healthエリアの場合1日10ドルです。
レスパイトケア
アダルトデイサービスは日帰りなのに対し、泊りがけで滞在してケアを受けるサービスがレスパイトケアになります。レスパイトケアを提供している施設に最大で一年間で30日間滞在できます。一括で取る必要はなく、分割して取ることも可能です。そこにいる間は24時間看護・介護を受けることができ、家族がお世話をする必要はありません。多くの場合レスパイトケアを提供しているのはLong-term care施設なので、滞在中はそこの入居者とともに施設のアクティビティーに参加したり、交流したりすることができます。2024年度の一日当たりの基本料金は46.59ドルです。追加で薬代や美容室代など利用した分だけかかります。
アダルトデイサービスもレスパイトケアも利用するにあたり、まずは地域のHome and Community Servicesのケースマネージャーによるアセスメントを受けて、利用基準に満たされるクライアントが利用できます。
家族の介護をしていると、自分のことが後回しになり、負担が多くなりがちです。アダルトデイサービスやレスパイトサービスなどを活用して、ところどころに自身の休息タイムを取っていきたいですね。
ところで、最後にこんな商品があるよ、という紹介です。サポートグループで入れ歯の話題になりました。入れ歯は部分か総入れ歯かなどにもよりますが、高い買い物です。参加者の方がDIYで作れる入れ歯キットがあるらしい、とお話されていたのでインターネットで調べてみたところ、Amazonにはいくつも商品がありました。もしDIY入れ歯で付け心地がよい入れ歯ができるのであれば、有力な代替品になりますね。
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