top of page

2025 JAN SOS&C ケアギバーの会ブログ


SOS&Cケアギバーの会ブログページ

情報交換と大切な方の支援にお役立てください。SOS&C Caregivers' Blog is available to share helpful information to support those caring for loved ones.


新しい年が明けました。サポートグループの参加者の方々は年末年始ゆっくりできたという方もいれば体調がすぐれなかったという方もいました。介護をしているとつい自分のことが後回しになってしまうことがあるので体調を崩すこともあると思います。


今回参加された方の中には病気により家族の認知能力がかなり低下しており、もう会話をすることが難しいと苦慮している方がいました。私たちは周りの人たちと普段何気なく言葉のやり取りをしていますが、いざ言葉を介するコミュニケーションが取れなくなるとどうやってかかわっていけばいいのか悩みますね。認知症などでコミュニケーション機能がままならない場合でも、うれしい、悲しいといった感情は残っていると言われています。またこちらの愛情を伝える手段も言葉だけではなく、優しく手を触ったり、声をかけたり、歌を歌ったりと様々な方法があります。


認知機能が低下するのは認知症だけではありませんが、アルツハイマー協会のウェブサイトに役立つ情報が掲載されていたのでいくつかご紹介します。

  •  その方のパーソナルスペースを尊重し、あまり近ずきすぎず適度な距離を取り、同じ高さに目線が来るように座るか、立つようにしましょう。

  • 認知症の方は私たちのボディーランゲージを読み取ります。話している内容にかかわらず、突然動いたり、声のトーンをあげたり、話し手の顔の表情に反応することがあります。話し手は自分の表情やボディーランゲージが話している内容と合っていることを心がけましょう。

  • 認知症の方自身、ボディーランゲージによってコミュニケーションを取っているということを認識しましょう。もし気が散ったり、飽きているようなら、何かアクティビティーに誘ってみましょう。

  • 言葉によるコミュニケーションに代わり、視覚カードが助けになるかもしれません。食べる、飲む、トイレといった活動の絵がついたカードを用意しておいてそれを指さしてもらえばコミュニケーションが少しでもスムーズになります。


アルツハイマー協会のウェブサイト(英語)ではほかにも有益な情報を提供しています。

サイトへのアクセスはこちらから ↓↓↓


お役立ち情報:

参加者の方から質問のあったサービスやプログラムについての情報です。


Handydart / Handycard:

ハンディーダートは一般的なバスや電車を利用するのが一時的、あるいは永久的に難しい人たちのために公共交通機関が提供していサービスであらかじめ予約しておくとミニバスで迎えに来てくれて目的地まで連れて行ってくれます。車いすで乗車可能で費用は割引料金で乗ることができ、コンパスカードあるいは現金で支払いができます。

申込書には医師や看護師、ソーシャルワーカーなどが記入する必要のある項目があります。


永久的に一般的な公共交通機関を利用するのが難しいハンディーダートの利用者はハンディーカードを取得して、タクシー券を半額割引料金で購入することができます。ただし、タクシー券購入には毎月25ドルx2(50ドル分)の限度額があります。





ハンディーダートへの申し込み用紙はこちらから >> HandyDART Card Application Form

TransLink's YouTube 説明ビデオはこちらから >> https://youtu.be/Vuc6HZKacKc


Disability Parking Permit(身体障碍者駐車許可証): https://www.sparc.bc.ca/


このPermit(許可)があると駐車場のDisability Parkingスポットに車を停めることができます。Permitの申請書にはその方のDisabilityが永久的なものなのか(permanent)、一時的なものなのか(temporary) など、医師が記入する欄があります。Permanentの許可証は3年ごとに更新が必要で、Temporaryの許可証は1か月から12か月までの期間があり、更新ができません。


Disability Parking Permit(身体障碍者駐車許可証)情報はこちらから

Kommentare


bottom of page