top of page

2023 NOVファミリーケアギバーの会ブログ

更新日:5月30日



ファミリーケアギバーの会ブログページ

情報交換と家族の支援にお役立てください。





便秘の話し

参加者のNさんは赤ちゃんも産まれて、赤ちゃんの世話と認知症のお母さんの世話、そして自分の健康管理で大忙しです。けれど、今月もこのサポートグループに参加してくださいました!Nさんのお母さんは最近ちょっと「下(しも)の世話」の方が心配です。排泄ケアですね。「おそそう」してしまったり、便秘になったりと。。。。プルアップを利用したりなど。いわいるこちらで言う{Bowel Movement}の問題ですね。高齢者ケアには便秘していないか等の「腸の健康」は大切な健康のバロメーターにもなります。特に認知症になると自分が排便したかどうか覚えていないことが多いために、便秘になっても気づかないことがあります。けれど、お腹は張って気持ち悪かったり、お腹が痛くなったりと不快感は覚えます。そのため、その不快感がAggressionやAgitationなどで現れることもありますので、介護者は排便が定期的にされているか注意してあげることが重要です。今日は、便秘解消のいろいろなアイデアが出てきました。Laxativesなどの薬を使ったり、マグネシウム、ChiaやFlaxなどの入ったSuper Seeds, goat Kefir, pruneなどの使った経験などアイデアが出てきました。それぞれ、使った反応もちがうのでいろいろ試してみるといいでしょう。急に認知症の人がイライラし始めたり、暴力的になったりということがあると、「認知症が進んだのでは?」と思ってしまいがちですが、こうした便秘などのちょっとした身体的な不具合が原因の場合もあります。なにかちょっと通常とちがった症状が出てきたら、Bowel Movementの確認とその解消法も考えてみましょう!


施設での暮らし

Aさんのお母さんはオンタリオ州の施設に住んでおり、お部屋も相部屋です。BC州では施設の老朽化が進み、多くの施設は建て直されています。建て直された施設は個室が基本ですが、古い施設はまだ相部屋あるようです。Aさんが先日お母さんを訪ねて、ふっと部屋にある引き出しを開けると、なんと「ゴキブリ」が!!食べこぼしが引き出しに入っており、それがゴキブリをよんでしまったようです。早速、施設にPest Controlを要請しました。けれど、お母さんのルームメイトも部屋でのスナックを食べるなどで、食べ物が多く置いてあり、それもゴキブリをよんでしまう原因かもしれません。でも、そのルームメイトにとっても食べることは楽しみです。それを取り上げるわけにもいきません。こうしたどうにもならないことは、施設暮らしにもいろいろありますね。在宅でのケアが難しくなれば、施設でのケアは唯一の選択となってします。ケアをしてはもらえますが、他の入居者との間で不都合が生じることもあります。他の入居者の方達の権利やケアを尊重しつつ、家族のケアや住みやすさを確保するのも大変です。施設に入った後も、家族のケアギバーの気苦労は絶えないのでしょうか。解決策がないとしても、こうした気苦労などもサポートグループでシェアすることで軽減できるといいですね。


Comments


bottom of page